2018年09月11日

アリス株式会社福井健統です。毎度ありがとうございます。今月は下記のレポートをします。
お盆の季節でした。アリスの過去を振り返ってみて代理店様に感謝すると共にアリスの現在の取引を支えてくれた芯なしトイレットペーパーを再度検討して皆様にその良さや特徴をお知らせしてみました。

1.アリスが代理店様に芯なしトイレットペーパーをお勧めする理由:
・アリスが前身の住商紙パルプの時代の1985年に代理店様のお力を借りての現在の販売方式(BtoB取引と言われる)をはじめました。芯なしトイレットぺーパーをかついでの代理店様募集がその始まりでした。

・おかげさまでそれ以降今日までの33年もの長きにわたり芯なしトイレットペーパーをアリスは扱わせてもらい今日に及んでいます。代理店様とメーカー様のお力添えでアリスは今日までその取引を続けてこられたのです。感謝しています。
お盆の当月過去を振り返ってみました。

・芯なしトイレットペーパーがこの様な長寿商材になったのは、ユーザー様、デイラー様(代理店様)、メーカー様のそれぞれにメリットがある優れた商品であったためだと改めて認識できます。

・現在アマゾンに代表される消費者直結型ビジネス(BtoC取引と言われる)で既存の小売ビジネスや卸売ビジネスが立ち行かなくなってきているアマゾンショック*が取りざたされています。それらの新しい形の取引が力を得てきている今日も何故芯なしトイレットペーパーが長寿商品として取引が出来るのかを考えてみました。
(アマゾンショック*については皆様のお知恵を拝借したく別途月次報告で取り上げる予定です)

・その要因を振り返って考えてみますと次の商品特性やユーザー様、デイラー様、メーカー様の3者にどこでも評価いただける商材であったことが窺えます。
この商品の魅力をもう一度代理店様にも認識して頂き、代理店様のお客様であられるユーザー様に対して芯なしトイレットペーパーの販売に注力をお願いしたいと思っています。

・ユーザー様にとって芯なしトイレットペーパーの魅力は:
長尺ものです。取り換えの手間が少なくて済みます。長持ちします。
通常のものに比べストックの場所を取りません。
パルプものに比べ価格が安いことが魅力です。(理由は後述)
パルプものに比べ安い価格が必要とされる業務用のものとして重宝されます。
環境負荷が少なくリサイクルに貢献できます。

・代理店様(デイーラー様)にとって芯なしトイレットペーパーの魅力は:
長尺で固く巻いてあります。通常のものに比べてストックの場所を取りません。
保管料を安くできます。輸送費が少なくて済みます。
特徴があり差別化が出来ている商材です。そのために一旦お客様になって頂けたユーザー様には繰り返し注文がもらえます。
パルプものに比べ価格変動が少ないことが魅力です。
価格変動の激しい輸入に依存するパルプを原料とするパルプ物に比べ100%国内で調達している古紙が原料であるためです。
業務用として使われることが多いのです。店頭ものに比べ価格比較されることが少なく価格競争があまりありません。しかも価格変動が少ないために安定収益が得られます。
スーパーの目玉商品になることはありませんし、その安売り商材とは別物として影響を受けにくいのがその特徴です。
芯なしトイレットペーパー専用のホルダー*を付けてもらえたユーザー様に対しては独占的に納入権が取得できます。(専用のホルダー*取引について問い合わせを歓迎)
他の工業製品と違いその増産が簡単にされません。(理由後述)その為に価格競争が少ないのです。
古紙系トイレットペーパーは東南アジアの安い人件費での外国製品がなだれ込むこともありません。アジアでは古紙の発生が少なく、その回収システムが整備されていません。アジアでは高品質の古紙製品は日本でしか生産されていません。

・メーカー様にとって芯なしトイレットペーパーの魅了は:
通常のトイレットペーパーに比べてスーパーマーケットの安売りの目玉にされずに粗利益が長期間確保できています。
特許や実用新案でその生産品についての差別化が長期間保証されてきています。
その結果その取扱いをしている*メーカー様は栄え今日まで生き残りが出来ています。
(*アリスはそのほとんどと仕入取引が出来ます)
メーカー様の数が少なく芯なしトイレットペーパー様のメーカー様同士の安売りの乱売合戦に巻き込まれにくい収益商材です。
デイラー様と組んで芯なしトイレットペーパー専用のホルダーを付けていく等の工夫をして顧客の囲い込みが出来ます。
古紙から作るトイレットペーパーは立地条件に制約があります。古紙を洗浄してパルプにしてそれを製品にするには豊富な水が要ります。また古紙の洗浄後の排水には排水権が必要です。そのために古紙系トイレットペーパーは新規に工場を立ち上げることがまず許可されません。また古紙処理の技術は日本が世界一です。外国勢はその真似ができません。 仮にそれが出来たとしても海外製品も運賃負担力がないために容易には侵入してきません。

2. コピー機ビジネス>トナーカートリッジビジネス>コピー用紙ビジネス(販売効率順):
トナーカートリッジの取引で、アリスは既に30年の実績があります。仕入先も多くあり、品揃えもメーカーの純正品、再生品等取り揃えられます。コスト競争力とその品質には自信があります。
シャープ様とのタイアップによるコピー用紙販売の10倍の効率の高いコピー機ビジネスと共に、同じ例えをするとトナーカートリッジの販売はコピー用紙の3~5倍の効率になります。
コピー用紙、コピー機のカウンターサービス、レーザービームプリンタ用のトナーカートリッジはどのオフィスでも必ず使われている繰り返し消費される高額3商材です。そのどれに対してもアリスは競争力を備えています。その取扱いを是非ともご検討ください。アリス担当者に遠慮なくご相談下さい。