2018年08月08日
1. 豪雨災害と人災:
西日本地区の豪雨災害での被災地の皆様の一日も早い復興をお祈りします。
そもそも治山治水は政治の要です。
内閣官房参与 京都大学大学院教授の藤井聡氏によると『今回の豪雨災害のような災害が「頻発」する状況になり、時間降雨量80mmを超える頻度が、この30年で一気に1.7倍にまで増大』にも関わらず、『治水対策費用は、過去20年の間に英米では約二倍にまで拡大した一方、我が国では、「44%」という水準にまで激しく下落した』そうです。
言うまでもなく昔から治山・治水対策は政治の要諦です。これに対して抜本的な対策をするべきです。財務省の単式簿記しか知らない人々が複式簿記のB/Sでは資産計上されるべきインフラ整備も経費と同じように「財政均衡(プライマリーバランス)の旗印のもと」借金(国債それも日本国民が引き受けの大部分)のみを大げさに言いたてて、財政不安を煽り立て世界最大の債権国家である日本に必要なインフラ投資すら実施しようとしない今の政治です。
それに不満と不安を覚えます。借金だけ見て危機感を煽り立てるのではなくそれによるインフラ(資産)を計上できる(経済人では当たり前の)B/Sの考え方を入れて治山・治水対策の整備を行い、国債を発行して国民の安全安心を実行してくれる政府の施策を望みたいと思います。
2. シャープ様と組んでのコピー機ビジネス。サブスクリプションモデルの仕事のご紹介:
前回の2018.06.29の月次レポートではコピー用紙を販売するよりも10倍の収益が期待できるシャープ様と組んでのコピー機販売のビジネスを代理店様にご紹介しました。アリスのお取引先様はまず自社のコピー機をテストケースにこのビジネスへの取り組みを検討ください。そのコストダウンを図り魅力を確認ください。ご連絡をお待ちします。担当のシャープ様をご紹介します。アリスは4件の顧客を御紹介していずれからも高い評価を頂きました。
その要諦は
1.どこにでもあり、どこでも使われているコピー機をビジネスにしていただく提案です。
代理店様の既存顧客に「シャープ様のコピー機の販売が出来る様にユーザーをご紹介していただく。あとはシャープ様に一切の対応をしていただけるようにしています。
2.紹介でシャープ様のコピー機が成約に至った時にはシャープ様はユーザー様からシャープ様が受け取るコピー機本体価格の一定率(3%以上)の口銭をアリスが取得(し代理店様とそれを折半)することにてシャープ様と契約済みです。(詳細説明はお電話ください)
3.毎月ユーザー様からシャープ様がメンテサービスの対価として受け取るカウンターサービス料金の一定額(3%以上)を紹介代理店様にアリスと折半して取得頂く。これは②とは別に毎月コピー機が使われている間継続的に受け取れるものです。
4.これにより代理店様はシャープ様のコピー機が使われている間は毎月継続的に収益の分配を受けられます。
5.コピー用紙の販売に比べると、前項のカウンターサービス料金の額は何とコピー用紙の販売代金/販売口銭よりも5~10倍にもなること、更に頻繁な価格の市況変動のための顧客との対応をせずともコピー機が使われている間は変動のない口銭をが受け取れます。
6.アリスは輸入コピー用紙の草分けです。コピー用紙をどこよりも安く供給する能力があります。しかし過当競争のために流通口銭が少なく現在はその利益はほとんど期待できない水準になっています。そのために代理店様にも利益を得ていただくことが出来なくなってきています。
7.コピー用紙は名刺代わりに使う商材と割りきって扱うようにしてください。コピー用紙で出来た取引関係を「別の商材での関係作りに使ってください」と代理店様にお願いしているのが実情です。その現状を打破するのが「サブスクリプションモデル」と言われる取引形態です。
8.雑誌等の予約購読は英語ではサブスクリプションと言われています。この方式をマーケッテイング用語として採用し、不安定なスポット取引を安定継続取引きにする方策として名付けられたのが「サブスクリプションモデル」です。具体的には一回限りの取引で取引を終了させるのではなく何回も売り上げがたち、収益も長く得られる取引モデルをそう呼んでいます。
9.具体例を挙げるとソニーの犬型ロボット「aibo」がそれです。消費者はそれを198千円で購入した後も「aibo」が顧客のもとで成長するので毎月2,980円を支払い続けてくれるのです。これが低迷していたソニーが過去最高の利益を計上する原動力になったと言われています。
10.このようなビジネスモデル採用は他のビジネスにも応用例が多くあります。コピー機のカウンターチャージも日本のメーカーが独禁法の甘い日本だけで行っている取引きと言われています。米国やEUではこれが出来ないのですが日本のコピー機メーカーが国内市場で高採算を上げてきたのがこのモデルです。
11.デフレが長く続く日本です。カウンターチャージ取引を謳歌していたコピー機メーカーも市場競争が激しくなり現在カウンターチャージ取引にもそれが及んできています。 コピー機メーカーにとって聖域の日本市場が日本勢同士の競争で価格破壊が行われ10年前はカラーでは15円~20円/枚、モノクロでも5円~10円のカウンターチャージがかかっていたものです。しかしそれが今は当時の1/3にもなっている顧客もあると聞きます。
12.アリスのタイアップしているシャープ様は他のコピー機メーカーに比べ液晶パネル他の商材も多くあることやコンビニコピー機の最大のシェアーをもっていることもありメンテの体制がきめ細かくしかも価格競争力があると言われています。
13.アリスはシャープ様、キヤノン様、リコー様の代理店でもあります。現在はその立直りで元気を取り戻したシャープ様です。もっとも有利な条件をアリスに提示して下さるのがシャープ様です。是非ともその取扱いをご検討ください。